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2013年12月25日水曜日

年末年始130円で関東JR大回り乗車 擬似最長ルート

2013年今年は「半沢直樹」で始まり、「猪瀬直樹」で終わる1年でしたね。「種村直樹」さんは最近如何に?

さていよいよ年末年始暇つぶしの最高峰、130円でJR東日本東京近郊区間を大回り乗車の時期がやってまいりました!

しかし最長ルートだと、景色の良い八高線(高崎~高麗川)でなく高崎線・川越線でつまんなかったり、鶴見線・南武線支線に寄り道したりなど制約が多く大変だったりします。

今回は北小金~馬橋を1035.4km乗る最長ルートでなく、若干短いプチ最長ルートのご紹介をします。(時刻は千葉→成田以外は2013年3月改正土休日用のもの)

途中年越しそば(立ち食いそば)をとったり、東京スカイツリーの夜景やカウントダウンもあります。
元旦は松岸駅で初日の出、また荒々しい太平洋~穏やかな東京湾を眺めて2014年の干支、「馬」橋に到着します。

スタートは北小金8:59発我孫子行きで柏駅9:04着
柏駅9:09発常磐線勝田行きで友部駅10:43着
友部駅10:49発水戸線小山行きで小山駅11:54着

小山駅には水戸線ホーム・両毛線ホームとも立ち食いそば屋有。
またNewDaysも改札付近にあります。栃木名物レモン牛乳もあるかも。

小山駅13:30発両毛線高崎行きで高崎駅14:15着

がんばれば3番ホームたもとの立ち食いそば屋で食べられるかも。

高崎駅14:37発八高線高麗川行きで高麗川駅16:00着
高麗川駅16:10発八高線八王子行きで八王子駅16:53着

東飯能駅~金子駅の高い鉄橋(入間川橋梁)付近で2013年最後の日没が見えるかもしれません。

八王子駅17:00発横浜線東神奈川行きで橋本駅17:10着
橋本駅17:19発相模線茅ヶ崎行きで茅ヶ崎駅18:16着
茅ヶ崎駅18:20発東海道線東京行きで大船駅18:32着
大船駅は立ち食いそば屋「大船軒」が東京寄りの笠間口改札付近にあります。
大船駅18:53発の根岸線・京浜東北線南浦和行きで品川駅19:50着

横浜駅で東海道線に乗り換えると早く着きます。
または茅ヶ崎駅18:20の電車で一気に品川駅に行く手もあり。

品川駅は山手線・京浜東北線・横須賀線千葉方面ホームに立ち食いそば屋あり。
また東海道新幹線南口乗換改札付近にソファーの待合いスペースあり。喫茶カウンターもあり。
ダイヤ乱れに対応して大船と品川で間合い時間を設けています。

品川駅20:20発横須賀線久里浜行きで武蔵小杉駅20:30着

武蔵小杉駅は横須賀線と南武線の間の通路が長いので乗り換え時間に注意。

武蔵小杉駅20:40発南武線立川行きで南多摩駅21:08着

南多摩駅の川崎寄りでは天気が良ければ東京スカイツリーと東京都庁が並ぶ夜景が見えます。

過去の動画


南多摩駅1本後の21:21発南武線立川行きで府中本町駅21:24着
府中本町駅21:33発武蔵野線・京葉線直通東京行きで武蔵浦和駅22:04着
武蔵浦和駅22:12発埼京線快速新宿行きで赤羽駅22:23着

赤羽駅は北改札口付近に23時まで営業のそば屋があり。
なので武蔵浦和から赤羽へ寄り道しました。
ルート上、最終食事補給処。NewDaysもあり。

赤羽駅23:16発京浜東北線大宮行きで南浦和駅23:29着
南浦和駅23:38発武蔵野線新習志野行きで越谷レイクタウン駅23:52着

越谷レイクタウン駅で新年カウントダウン、隣接の商業施設からカウントダウンの掛け声が聞こえてくることも。

過去の動画


越谷レイクタウン駅0:07発武蔵野線新習志野行きで西船橋駅0:37着
西船橋駅0:58発総武線各駅停車千葉行きで千葉駅1:21着

かつてお正月に終夜営業していた千葉駅のNewDaysは2013年元旦は閉店していました。

千葉駅1:50成田線快速成田行きで成田駅2:21着

成田駅では成田山新勝寺に多数の初詣客用に、ふだんホームに留置して翌朝始発電車になる車両を待合室として開放しています。

成田駅5:21発成田線銚子行きで終点銚子の1駅前、松岸駅に6:40着
2014年元旦の月の出は朝6時02分頃、運が良ければ小見川~笹川の広大な田園地帯で進行方向左側に月が昇るところが見れるかも。

成田駅からこのあと蘇我駅までは同業者が多く見受けられます。
1列車の車両が4両とか6両とか短いのでなおさら良く見ます。

松岸駅では総武本線成東回り千葉行きが来る直前に、天気が良ければ初日の出が拝めます。銚子方向線路沿いです。

過去の動画


松岸駅6:54発総武本線千葉行きで成東駅7:49着
成東駅8:03発東金線千葉行きで大網駅8:21着
大網駅8:42発外房線安房鴨川行きで安房鴨川駅10:19着

勝浦駅~安房鴨川駅~内房線で佐貫町駅の手前までは海に近く走ります。

安房鴨川駅10:22発内房線館山行きで館山駅11:03着
館山駅11:05発内房線千葉行きで蘇我駅12:47着
蘇我駅12:50発京葉線快速東京行きで東京駅13:32

東京駅以降は馬橋まで各自検討してみてください。
真の最長大回り乗車と同ルートたどるもよし、上野からまっすぐ松戸経由馬橋に行ってもよし。
なお、このプランはあくまで参考にしていただき
実行するのは自己責任にてお願いします。

2013年12月4日水曜日

【大回り乗車】仙台近郊区間新たに制定と新潟近郊区間拡大!

JR東日本は2013年11月29日(金)14時に、Suicaサービスエリア拡大を発表しました。
→→Suicaの一部サービスをご利用いただける駅が増えます(PDF)

http://www.jreast.co.jp/press/2013/20131114.pdf

東京近郊区間は中央線方面で2014年3月31日までは韮崎駅まででしたが4月1日からは松本駅まで。小海線で野辺山駅まで。
常磐線方面では2014年4月1日から新たに水郡線で常陸大子・常陸太田駅まで東京近郊区間に入ります。
これにより、東京方面からのJR東日本普通乗車券では松本・野辺山まで東京近郊区間相互発着の普通乗車券では有効期間1日かつ途中下車前途無効となります。

また、新たに拡大するエリアではSuicaの発売を行わず、払い戻しも不可。Suicaと相互利用可能な交通系ICカード内に残額がある場合のみ、エリア内の一部駅(首都圏・仙台・新潟の12線区33駅)限定でICカードから運賃収受が可能といったあんばいです。
ただし、これまで通り首都圏・仙台・新潟の各エリアをまたがっての利用はできません。

これにより新たに仙台近郊区間が制定されました。
(路線図はJR東日本公式HPより)
JR東日本管内で今までは東京近郊区間と新潟近郊区間が制定されていましたが今回新たに仙台近郊区間が制定され、初乗り乗車券での一筆書き大回り乗車(同じ駅2回通過は不可)が可能に!

そこで仙台近郊区間の外周での大回り乗車を調べてみました。
【外周最長大回り乗車】
営業キロを調べてみると、
東北本線:仙台・福島間 79.0km
奥羽本線(山形線):福島・新庄間 148.6km
陸羽東線:新庄・小牛田間 94.1km
石巻線:小牛田・石巻間 27.9km
仙石線:石巻・仙台間 49.7km
の合計で 399.3km

その外周区間から、駅間距離が短い区間を探すと、仙石線で0.8kmの1駅間が5箇所ありました。

仙台・榴ヶ岡間、宮城野原・陸前原ノ町間、陸前原ノ町・苦竹間、下馬・西塩釜間、西塩釜・本塩釜間

先に算出した外周営業キロ399.3kmから、最短駅間距離0.8kmを引いた398.5kmが仙台近郊区間外周最長大回り乗車になります。
よって仙台近郊区間外周最長大回り乗車は、仙台・榴ヶ岡間、宮城野原・陸前原ノ町間、陸前原ノ町・苦竹間、下馬・西塩釜間、西塩釜・本塩釜間の5区間が成立します。

【初乗り最長大回り乗車】
営業キロ3.0km以内の初乗り大回り乗車は、外周最長大回り乗車の仙台・榴ヶ岡間に、仙石線仙台~あおば通(営業キロ0.5km)を加えた399.0kmとなります。
あおば通駅をスタートとする場合、あおば通(仙石線)仙台(東北本線)福島(奥羽本線)新庄(陸羽東線)小牛田(石巻線)石巻(仙石線)榴ヶ岡というルートになります。

参考までに2013年3月16日改正ダイヤで時刻を机上プランニングでおおざっぱに調べてみると・・・
仙台・榴ヶ岡の例だと

福島・奥羽本線先回りの場合
仙台11:04発東北本線快速仙台シティラビット2号(3582M)福島行で福島12:16着
福島12:55発奥羽本線(山形線)普通441M米沢行で米沢13:42着
米沢13:50発奥羽本線(山形線)普通443M山形行で山形14:34着
山形14:45発奥羽本線(山形線)普通1439M新庄行で新庄16:03着
新庄16:10発陸羽東線普通730D鳴子温泉行で鳴子温泉17:10着
鳴子温泉17:18発陸羽東線普通1742D小牛田行で小牛田18:19着
小牛田18:51発石巻線普通1645D浦宿行で石巻19:30着
石巻19:43発仙石線普通7928D矢本行で矢本19:57着
(次発石巻20:22発仙石線普通7026D矢本行で矢本20:36着も可)
矢本20:05発仙石線代行バス134便松島海岸行で松島海岸20:47着
(次発矢本20:41発仙石線代行バス136便松島海岸行で松島海岸21:23着も可)
松島海岸21:28発仙石線普通2136Sあおば通行で榴ヶ岡22:04着

仙石線・石巻方面先回りの場合
榴ヶ岡10:52発仙石線普通1041S東塩釜行で東塩釜11:21着
(東塩釜より手前の快速停車駅本塩釜・多賀城でも次に乗る仙石線快速列車3131Sに乗り換え可能)
東塩釜11:27発仙石線快速3131S松島海岸行で松島海岸11:37着
松島海岸11:42発仙石線代行バス113便矢本行で矢本12:24着
矢本12:33発仙石線普通7237D石巻行で石巻12:47着
石巻12:51発石巻線普通1634D小牛田行で小牛田13:27着
小牛田13:38発陸羽東線普通1735D鳴子温泉行で鳴子温泉14:55着
鳴子温泉15:00発陸羽東線普通731D新庄行で新庄16:03着
新庄16:17発奥羽本線(山形線)普通1444M山形行で山形17:28着
山形17:33発奥羽本線(山形線)普通444M米沢行で米沢18:18着
米沢18:46発奥羽本線(山形線)普通446M福島行で福島19:31着
福島19:33発東北本線普通589M仙台行で仙台20:54着

の1パターンが良好な接続です。
他の列車の組み合わせでは、小牛田・新庄・山形等の接続駅で長時間乗り換え時間があります。
特に福島~米沢が本数が少なく、また陸羽東線鳴子温泉~新庄も本数が少なめで新庄の接続も悪いのが多いです。
最たる例は奥羽本線(山形線)で新庄駅に11:33に着く普通電車1429Mがありますが、陸羽東線普通列車726D 鳴子温泉行は新庄駅を11:24に発車します。新庄駅付近の奥羽本線(山形線)と陸羽東線は、陸羽東線でいう隣駅南新庄駅まで平行していますので陸羽東線鳴子温泉行726Dが南新庄駅に停車するあたりで奥羽本線(山形線)1429Mが通過して行くのでしょう。
2014年3月改正では1429Mから726Dへ新庄駅で接続できればいいのですが・・・

新潟近郊区間も2014年4月1日から拡大されます(路線図はJR東日本公式HPより)。

 
新潟近郊区間も信越本線長岡~直江津・越後線柏崎~吉田・上越線宮内~小千谷・羽越本線新発田~村上が新たに新潟近郊区間に入ります。
 
従来は新潟~吉田~東三条~新津~新発田~新潟の範囲だった大回り乗車が東三条~長岡~柏崎~吉田で可能になります。
 

新潟近郊区間の外周での大回り乗車を調べてみました。

営業キロを調べてみると、
信越本線:柏崎・新津間 84.8km
羽越本線:新津・新発田間 26.0km
白新線:新発田・新潟間 27.3km
越後線:新潟・柏崎間 83.8km
の合計で 221.9km

その外周区間から、駅間距離が短い区間を探すと、

越後線:青山・小針間 1.4km
の1区間が該当します。

先に算出した外周営業キロ221.9kmから、最短駅間距離1.4kmを引いた220.5kmが新潟近郊区間外周最長大回り乗車になります。
よって新潟近郊区間外周最長大回り乗車は、青山・小針間が成立します。


参考までに2013年3月16日改正ダイヤで時刻を机上プランニングでおおざっぱに調べてみると・・・

いくつかパターンがあるのでやや良好な接続パターンで青山駅と小針駅の発着時間のみ記載。乗り換え等は各自時刻表でお調べください。

小針駅7:56発越後線普通1924M吉田行でスタート~青山駅13:50着、所要時間5時間54分

小針駅11:33発越後線普通1932M吉田行でスタート~青山駅18:31着、所要時間6時間58分

小針駅16:13発越後線普通156M吉田行でスタート~青山駅21:55着、所要時間5時間42分

青山駅5:37発越後線普通1621M新発田行でスタート~小針駅12:20着、所要時間6時間43分

青山駅12:22発越後線普通145M新潟行でスタート~小針駅17:40着、所要時間5時間18分

青山駅14:22発越後線普通153M新潟行でスタート~小針駅20:36着、所要時間6時間14分

青山駅16:02発越後線普通1543M新潟行でスタート~小針駅22:16着、所要時間6時間14分

が挙げられます。

この中でも、青山駅12:22発でスタートして小針駅17:40に帰着する乗り継ぎパターンは5時間18分と最速で「神接続」というパターンです。

この乗り継ぎ案のみ詳細調べてみると

青山12:22発越後線普通145M新潟行で新潟12:36着
新潟12:43発白新線普通645M新発田行で新発田13:17着
新発田13:20発羽越本線普通128D新津行で新津13:49着
新津14:15発信越本線快速くびき野2号(3372M)新井行で柏崎15:26着
柏崎15:29発越後線普通159M吉田行で吉田16:34着
吉田16:59発越後線普通1941M村上行で小針17:40着

この乗り継ぎ案では、新津~柏崎を快速くびき野で一気に走破できるのがいいですね。

新潟近郊区間外周大回り乗車も、越後線吉田~柏崎が特に本数が少なく、吉田発8:39の次は12:35と約4時間も運転間隔が空いていたりします。また羽越本線新津~新発田も本数が少なく、白新線も新潟~豊栄は20分に1本と高頻度ですが豊栄~新発田は1時間に1本程度で新発田での本数の少ない羽越本線との接続がうまく取れるかがポイントですね。

2014年4月1日からの大回り乗車に期待します。
なお、上記乗り継ぎ時刻は2013年3月16日ダイヤ改正時の時刻表を参考にしています。
2014年3月にダイヤ改正が行われる予定なので、時刻が発表されたら再度乗り継ぎ時刻パターンの検証をしてみたいと思います。

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