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2013年7月25日木曜日

2013年初夏 北海道・竜飛海底駅・江差線・木古内急行食堂に行ってきました

かなり久々の更新となります。間が空いてすみません。
なおこのブログは後日文章追記、画像やYouTube動画を追記する可能性があり追加更新がたびたび行われる予定の仮ブログです。また容量の都合により別記載(別ページ)となる場合もあります。

このたび、2013年5月末で失効する「JR東日本株主優待割引券」消化のため、有効期間末日の前日2013年5月30日に2013年6月30日からの乗車券・特急券を購入し別途新青森~函館の乗車券類も合わせ函館・江差まで行って来ました。

株主優待割引券は2枚使用で4割引、乗車券は片道1回のみ割引で特急券などの料金類は1列車限り。今回は営業キロ1520km限界内で土浦~仙台~新青森~日本海側回りで大宮まで、所定15860円のところ4割引で9510円の乗車券と、行きの東北新幹線はやぶさ5号の特急券・グリーン券を購入しました。料金類はグリーン車は割引が適用されますがグランクラス・個室は適用されません。また寝台特急は今は乗車券部分のみ割引になりますが2010年5月末までは割引適用外でJR東日本完結の寝台特急「あけぼの」などは車掌がきっぷ拝見時にしばしば問題になり今のように乗車券部分のみ割引適用可となった。


今回は帰路が秋田・新潟方面日本海側の路線を経路としたので帰りの寝台特急「あけぼの」のゴロンとシートを申し込んだ。実はこの期間、高齢者を対象にしたお得なきっぷ「大人の休日倶楽部」でJR東日本全線が乗り放題で指定席が6回まで使える切符が発売されており、あけぼのも瞬殺が続く、なんていうことがネット上で話題になっていたが私は1ヶ月前の発売日「10時打ち」でなんとか確保できた。
更に新青森から函館方面別途乗車として「函館フリー乗車券」が青森・新青森発着で競合輸送機関「津軽海峡フェリー」「青函フェリー」に対抗するため3300円と格安で発売しており、新青森~函館の片道が3150円なので150円追加するだけで新青森~函館が往復できる他、木古内~江差もフリー区間に入っている。更に今年は行かなかったが函館本線五稜郭~森間もフリーエリアに入っている。「函館フリー乗車券」は首都圏では購入できないので後日購入となった。

なお今回は青函トンネルにある「竜飛海底駅」が今年限りで公開終了との噂(JR北海道公式には2013年6月末現在で発表していない→2013年9月13日追記:正式に廃止発表されました。JR北海道公式プレス(PDFファイル)http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2013/130913-1.pdf)があり私が次に遠方である北海道に行けるのはいつか不明なため今のうちに行っておこうと海底駅見学整理券を購入した。

※竜飛海底駅見学整理券はご利用日(見学日)の1ヶ月前の同じ日の深夜0時03分に発売開始です。特急列車等の指定席は同日10時ちょうどからにつき、特急列車等の指定券に比べ早くなっていることに注意。

2013年10月4日付記
ご見学1ヶ月前同日の深夜0時03分から(いわゆる「0時打ち」)の発売は不可となりました。
各駅の営業時間開始時刻から発売いたします。
JR北海道函館支社ホームページ
http://jr.hakodate.jp/train/tunnel/kaitei_kengaku.htm
JR東日本
http://www.jreast.co.jp/tickets/info.aspx?txt_keyword=%97%b3%94%f2%8aC%92%ea&mode=keyw&SearchFlag=1&serchBtn2.x=12&serchBtn2.y=6&GoodsCd=1036
新幹線と同時に申しこめば接続列車の料金が半額に割引になる「乗り継ぎ割引」で新青森駅→竜飛海底駅の特急券も申し込み。後日思い出して新青森→竜飛海底の自由席特急券を買おうとしても「同時申し込み」ではなくなるので半額になるのならと一緒に申し込んでおいた。
※株主優待割引券はJR東日本管内1列車のみ割引だがそこから派生する「乗り継ぎ割引」は適用できる駅発着なら可能とのこと。私も既に1995年から毎年株主優待割引券で新幹線+接続する在来線乗り継ぎ割引で購入している。

※竜飛海底駅発着のスーパー白鳥は普通車指定席の4号車しか指定できない。竜飛海底駅でドアが開く2号車に近く座席にコンセントがある1号車はマルスでエラーが出て指定できないとのこと。5号車~8号車も同じ。

待てばわくわくする1ヶ月があっという間に過ぎ6月30日の旅行当日を迎える。

東京からのトップバッターは東北新幹線E5系「はやぶさ5号」最速時速320kmで東京~新青森間を2時間59分で結ぶ(東京8:20→新青森11:19)、現時点での日本最速列車で一気に青森へ。この時の乗車編成はU13編成、乗車車両は9号車グリーン車のE515-13。


新青森では、はやぶさ5号の接続列車は11:34発特急スーパー白鳥15号でこの日は7・8号車の付属2両編成は785系300番台、通称「バッタ」が連結されていたがこの列車は竜飛海底駅には停車しない。よって新青森駅で昼食を取り、竜飛海底駅に停車する12時45分発特急スーパー白鳥19号に乗車する。この時の乗車編成はHE-203編成、乗車車両は4号車モハ789-203。






竜飛海底駅に13:52到着。竜飛海底駅~青函トンネル記念館を見学するが青函トンネル記念館での自由時間が15時15分頃~15時55分まで40分と以前より減っており竜飛岬まで行く時間がなく階段を上がって展望台まで行くのがせいぜいか。



 
 


その後竜飛海底駅16:46発特急スーパー白鳥25号、モハ788-101に乗車し函館まで。知内駅も近日廃止とかいう噂がネットで流れている(下画像は2008年来訪時のもの)。函館17:54到着後駅至近のホテルに宿泊し夜はロープウェイで函館山へ。

追記:2013年9月13日、JR北海道は竜飛海底駅・吉岡海底駅・知内駅を2014年春に廃止する旨正式にプレスリリースされました。
JR北海道公式プレス(PDFファイル)
http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2013/130913-1.pdf





翌朝はこの日(7月1日)発売のありがとう江差線企画記念きっぷ購入のためみどりの窓口が開く6時に合わせ函館駅へ。既に先客がおり2番めとなる。窓口が開くと先客は各5セットをカード払いで購入。転売屋か?
記念きっぷ購入の様子を動画撮影した。

また6:35~43分にかけて上野からの寝台特急「北斗星」が到着・札幌に向け発車する。その様子も見てきた。


その後ホテルに戻りバイキング形式で朝食を取り10時前にチェックアウトし函館駅10:27発江差線122Dに乗車。キハ40の1810と1806の2両編成で後ろ1両は木古内で切り離しかと運転士に聞くと「多客(大人の休日倶楽部)対応で2両とも江差まで行きます」とのこと。
この122Dの前列車は9時25分に函館に着く121Dで1時間も停車しているので121D到着の頃なら余裕で席が確保できよう。






2014年5月12日付で廃止になる江差線末端区間、木古内~江差を往復し木古内駅に戻ってきて駅前飯店「急行」(通称「急行食堂」)に入り名代の焼きそばを並の700円也で注文する。2013年7月末が期限で北海道新幹線開業による駅前再開発事業が8月からスタートするのに合わせ、この「駅前飯店 急行」は2013年7月中に木古内駅前通りから北海道銀行木古内支店付近交差点を右折した(または木古内駅南口を出て右手の「ツルハドラッグ木古内店」店舗裏手)約300m先の木古内警察署付近に移転が決まっており、閉店の日までNHKが撮影を行なっていて、撮影が無い時はNHKスタッフが店を手伝うとのこと。閉店後2013年7月下旬にNHK総合テレビ ネットワークニュース北海道 18時10分~45分のどこかで放映される予定の旨が記載された貼り紙が店内に貼ってあった。

(2013年10月1日現在、食堂の再開はしていない模様)

撮影は84歳になる店主の許可を得ております。ありがとうございました。
(YouTube動画)
(店内の貼り紙:一部人名等はプライバシーにより加筆修正)


 
食後木古内駅1階物産店で「おっぱいまんじゅう」なる北海道みやげ購入後、木古内からは今や貴重になった国鉄形特急電車「485系」の特急白鳥74号、自由席3号車のモハ484-3059で蟹田へ。江差線江差からの普通列車と青森からの寝台特急あけぼのの時間が合わないため時間つぶし的に蟹田で普通電車に乗りかえをした。




蟹田からの普通電車青森行きは701系トップバッターのN1編成クモハ701-1にて運転士に許可を得て走行音+前面展望風景を撮影。既に制御機器更新されていて原型モーター音が聞けずじまいであった。




青森から、北の大地が名残惜しく後ろ髪を引かれる思いで寝台特急あけぼののゴロンとシート車で首都圏へ帰還する。この日の車両はオハネフ24 25。
大館までは車窓も明るく車窓動画撮影をしていたが大館を出て就寝、翌朝は新前橋到着前から起き、当初車窓動画撮影予定だったが向かいの人と会話が意気投合し終点上野まで会話して大宮手前のおはよう放送・上野到着時の放送・ハイケンスのセレナーデも撮影していなかった。

こうして私の弾丸北海道南乗り鉄ツアーが終わった。

【乗車車両まとめ】
6月30日
東京8:20→新青森11:19「東北新幹線はやぶさ5号」E515-13
新青森12:45→竜飛海底13:52「特急スーパー白鳥19号」モハ789-203
竜飛海底16:46→函館13:52「特急スーパー白鳥25号」モハ788-101

7月1日
函館10:27→江差12:55着-13:07発→木古内14:13
「江差線普通122D~125D」キハ40 1810
木古内15:31→蟹田16:21「特急白鳥74号」モハ484-3059
蟹田16:54→青森17:35「津軽線普通342M」クモハ701-1
青森18:23→上野6:58「寝台特急あけぼの」オハネフ24 25

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